保証人とは、借主が借金を返済できなくなった場合に借主の代わりに借金の返済をする責任を負う人をいいます。
この保証人には、単なる保証人と連帯保証人があります。借金の保証人の場合は、責任の重い連帯保証人を依頼されることが通常です。
単なる保証人は、借主が返済できなくなった場合に支払いをする二次的責任です。
貸主から支払を請求された場合、まず、①先に借主に返済を請求してくださいと言うことができます。また、②借主に財産がある場合はその財産から先に差押えてくださいと言うことができます。
しかし、連帯保証人は、このどちらの権利も主張することができません。また、連帯保証人は、他に保証人がいる場合でも借金全額について支払いをする責任を負うことになります。貸主に支払った後、他の保証人に各自の負担部分について請求できるだけです。
つまり、連帯保証人になると借主より先に借金全額の返済を請求され、支払いをしなければ強制執行されてしまうおそれが生じます。
また、保証人となる契約は、貸主と保証人であるあなたとの契約です。友人から保証人になることを依頼されても、友人とあなたとの契約ではありません。
ですから、一度保証人になると、保証人を降りるためには貸主の同意が必要となりますが、貸主が同意することは少ないでしょう。一度保証人になってしまったら、その責任から逃れることはとても困難です。
以上のように借金の連帯保証人は、保証人ではありますが、ほとんど借主と同様の重い責任を負います。保証人になり自分の財産のすべて失うケースも少なくありません。たとえ、友人からの依頼であっても、場合によっては断る勇気も必要かもしれません。
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